渓流でのスローリトリーブの釣り

まとまった雨が降ったら渓流へ...などと申していましたが我慢できなくなり減水覚悟のお手軽ポイントへ行ってまいりました(^^;)
林道沿いの沢に9時入渓するという、先行者の後追いも辞さないというのんびり釣行でしたが、遡行ルートを車で巡回した限り先行者は居なさそうなので早速お着換え。ちょうどウェットゲーターを取り付けたあたりでロッドを数本積んだ一台の軽四駆が上がってきました。すれ違いざまに笑顔で会釈をかわしましたが...そのまま上流へ走り去っていきました。

さて、どのあたりから入渓するのかな?と思いながら釣りあがっていくと、すぐ300mほど進んだところに今付いたばかりのラバーソールの足跡が...!
えーっ⁉ まじかよ...さっきの人は僕のすぐ上流の入渓ポイントから釣りあがっていったようです。

渓流釣りの世界では暗黙のルールでこういうのはタブーなのですが、マナー自体をご存じでなかったのか残念な気持ちに。
後から現れた先行者の後追い。ポイントを僕が変更するのがしゃくだったというのもありますが、渋いながらも先行者がミノーイングだった場合やりようが自分には残されてると思いましたし、すぐ先を行く先行者が釣れなかった魚を拾っていく快感を得るほうを選択してそのまま釣りあがっていくことにしました。こういうタフコンディションの釣り、嫌いじゃないです^^

極小スピナーベイト・ナベモジャミニ!



今日はこれだけを巻き倒して釣りを楽しもう。実際のところ、渓流魚はブレードへのアタックが多いのかフッキングは決して良くないルアーではあるものの、ブルブルというブレードのバイブレーションが魚にアピールしてゆっくりリトリーブしている割に不思議と見切られずにバイトしてきます。
ゆっくりリトリーブしていると水流の強弱が良くわかりとっても楽しいので昨年のテスト釣行からこの釣りにはまっています(^▽^)

この日もすぐ先を行く先行者の影響で渋いながらもこれだけのバイトが得られれば上等!という感じです。



「ふふ...後追いでも釣れてしまうのだよ!三平君。」
意外にも流れに強く、おまけにレンジキープ力もあるスピナーベイト。ブレードのブルブルがシャフトに伝わりバイブレーションが増幅して魚にアピールし、主に渓流でよく使われているスピナーとも質が違う波動を生んでいるようです。



こういうところにキャストしたい時にも障害物回避能力にたけているスピナーベイトは威力を発揮します。

よろしければ一度お試しください。この日も夕方近くまでスローリトリーブの釣りを堪能しました。不思議と飽きないんですよね。



帰りはイノシシ肉の生姜焼きを食して満足な一日でした ^ ^

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